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【基礎史料】 初学者向け入門書100選 【学術書】

1 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/01(水) 13:06:11 0
これから世界史を学んでいきたいと考える初学者に対して、板住人が
「この分野やるならこれだけは読んどけ」という基本書を紹介するスレです。
歴史学としての入門書が望ましいので、受験参考書や小説は避け、
史料集成や学術書に限定して議論・選定してください。
西洋史(欧・米)・東洋史(中近東・東南/南アジア・中国/中央アジア)
それぞれの古代・中世・近世・近代・現代と全体的な通史、史学史
の各分野で数冊ずつ選んでテンプレ化してみましょう。
専門化・細分化し過ぎないよう注意しながらマターリ進行お願いします。

<関連スレ>
世界史板住人がおすすめの本を紹介するスレ
http://academy5.2ch.net/test/read.cgi/whis/1025253558/


3 名前:あやめ ◆C0.O2CxIMg 投稿日:2006/03/01(水) 15:22:17 0
昭和三十年代末の刊行と少し古いのですが、平凡社の「世界歴史辞典」の別巻の
「日本史料集成」「東洋史料集成」「西洋史料集成」各1巻
うちにあるのは「東洋史料集成」だけですが、冒頭の総説に次いで、地域別に各時代の
概観・基本史料・研究論文・史料見本が紹介されています。
「世界歴史辞典」本体の方も各項目の末尾に史料の題名が示されています。


4 名前:あやめ ◆C0.O2CxIMg 投稿日:2006/03/01(水) 16:16:36 0
ちょっと訂正
「世界歴史辞典」の別巻の > 「世界歴史辞典」の別巻の史料編を各個独立させた

当初は辞典本体と一体のものとして刊行した「史料編」を、研究者の購入の便を図るため
辞典本体と分離して日本・東洋・西洋の各「史料集成」と改題したものです。




5 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/01(水) 18:27:50 0
西洋史なら旧約新約聖書。
東洋史なら四書五経、老子、荘子。
当たり前のようでいて、意外と読んでいないヤシが多いという罠。


6 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/01(水) 18:33:06 O
古典史料の類は直接関わるテーマでやってないと読んでないこと多いよね


7 名前:山野野衾 ◆CXSSL1llHI 投稿日:2006/03/02(木) 00:40:23 0
「初学者向け」という事で、現代日本語訳が出ているものだと・・・
*『法華経』・『阿弥陀経』・『観無量寿経』・『無量寿経』(岩波文庫)
『最勝王経』や『涅槃経』、『華厳経』もと言いたいところですが、読み下
しぐらいしか無いので。仏教史に興味がおありな方はどうぞ。

*『大唐西域記』(中国古典文学大系)
仏教史に限らず、地理や伝説の面でも興味深い書。

*『入唐求法巡礼行記』(東洋文庫)
当時の日本人僧の視点で描写されており、風俗にも関心が集まる。

*『白氏文集』(漢文大系)
とにかく分量があり、それに応じた知識が吸収出来る。

*『ミリンダ王の問い』(東洋文庫)
東洋文庫本は解説も有益。東西の思想の違いについて知る事が出来る。

以上は、>1の分類で言うなら、東洋史:中国・南アジアですね。
更に細かく言えば、経典類が全時代に通用(仏教史)。
旅行記×2と『白氏文集』が中世(以降の引用も考えるべきか)、漢訳仏典
にも含まれている『ミリンダ王の問い』が古代で。


8 名前:あやめ ◆C0.O2CxIMg 投稿日:2006/03/02(木) 14:03:45 0
現代語で読める佛典で文庫に入ってるものとしては、中村元さんの訳で岩波文庫の
「ブッダ最後の旅 --大パリニッバーナ経」は南傳の「大般涅槃經」
「ブッダ 神々との対話 サンユッタ・ニカーヤ1」
「ブッダ 悪魔との対話 サンユッタ・ニカーヤ2」はいずれも相應部の「阿含經」


9 名前:山野野衾 ◆CXSSL1llHI 投稿日:2006/03/02(木) 23:41:44 0
中国史で読むなら、漢訳仏典の文章も読めないと差し支えますので、敢えて
上げませんでした。『法句経(ダンマパダ)』なども同じ。


10 名前:山野野衾 ◆CXSSL1llHI 投稿日:2006/03/02(木) 23:58:45 0
連投失礼。>>3はいかにもといった顔ぶれですが、古典ではあやめさんのお奨
めはどんなものになるのでしょうか。
なお、経典類は岩波文庫の注釈によって身につく知識も入れた上での評価を
考えて挙げてみました。単独ではおそらく用語の意味が分からない。


11 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/03(金) 21:39:46 0
取り敢えず中国史に関しては、明治書院から出てる新釈漢文大系の『蒙求』と
『十八史略』を読めば、粗方の知識は付けられると思う。ただし南宋までだけど。


12 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/05(日) 17:10:46 0
初心者向けブックガイドスレはいいんだが
学術書か一次資料に限るから使い道が限られる



13 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/05(日) 18:36:53 0
ここ新書は駄目なのか?


14 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/05(日) 21:18:17 0
どうせならレベル下げて、小説も新書版概説書もありの
「高校世界史からの100冊」スレでも立てるか


15 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/05(日) 22:49:18 0
100冊のうち30冊くらいは、世界歴史全集ですぐ埋まりそう。


16 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/05(日) 23:06:10 0
>>11
『十八史略』は南宋時代に子供向け歴史入門書として作られたものだから
史料的価値は低くて、ちょっとアレだと思う。日本史やるなら読むべきだろうが。


17 名前:あやめ ◆C0.O2CxIMg 投稿日:2006/03/06(月) 11:40:17 0
「十八史略」のような漢文で細かい史実を書き込んであるものなら那珂通世の
「支那通史」(岩波文庫)がお勧めです。上中下3冊で上古から宋末までの流れが
把握できる。政治史が中心ですが制度や文化なども各時代にまとめて概説があり、
各巻末にある官制一覧表は便利です。固有名詞の索引(縦書き)も付いてます。


18 名前:あやめ ◆C0.O2CxIMg 投稿日:2006/03/06(月) 12:00:00 0
因みにあやめは中学へ上がるときに父に「中学では中国の歴史を教わりたい」と言ったら、
父は「昔は十八史略というのを読まされたもんだ」と言うので、読んでみたいと言うと
叔父の家にあるだろうということで、叔父に言ったら「十八史略みたいな俗書は歴史を
学ぶに有益な本ではない、これをやるから通読しなさい」と言って贈られたのが岩波文庫
「支那通史」でした。中学の3年間に何回も反復通読したのが支那史の基礎知識となって、
今日に及んでいます。
高校に入ってからは叔父は「ドーソン蒙古史」上下や田中萃一郎「東邦近世史」上中下いずれも
岩波文庫を贈ってくれ、今でも座右に置いて参照しています。


19 名前:あやめ ◆C0.O2CxIMg 投稿日:2006/03/06(月) 12:13:23 0
概説書というのはとかく大雑把に「この時代はブルジョアジーの勃興により
商業が発達し、平民中心の文化が栄えた」みたいな概念要約型の叙述が多く、
読んで興味も刺激されず知識が増加した実感も湧かないものが多い気がします。
時代の分析や評価より先ずは細かい史実を叙述したものから入門することを
お勧めします。


20 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/07(火) 03:14:05 0
「支那通史」を読む女子中学生
D’Ohsson「蒙古史」を読む女子高生に萌え。             ……られるか?


21 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/07(火) 10:37:41 0
学問するのに理想的な家庭で育ったっていうことか。
っていうか、そういう環境で育っても、
学問に興味を示さない場合が多いと思うが、
ある意味、理想的な育ち方したんだな。


22 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/07(火) 12:32:39 0
適切なときに適切な指導を受けれる者は幸いだ


24 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/22(水) 11:55:40 0
モンローか?


25 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/25(土) 02:39:34 0
クローチェの「思考としての歴史と行動としての歴史」


26 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/03/25(土) 23:04:08 0
ナビゲーター


28 名前:名無し募集中。。。 投稿日:2006/03/29(水) 23:14:04 O
>>20
萌えはしないだろうけど一目おくとおもうよ「凄い香具師だな」って


30 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/08(土) 20:00:41 0
>>1

>史料集成や学術書に限定して

この一文のせいで使い道が限られるスレになってしまった


31 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/08(土) 20:05:23 0
100冊も読めない
100スレすら無理。


32 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/08(土) 20:23:22 0
というか史学科でもなけりゃ学術書とか一次資料なんかは閲覧する機会もないしなぁ。
一冊の価格も相当高いから分冊になってたらかなりの負担だし。
国会図書館にでも通うしかないのかね。


33 名前:山野野衾 ◆CXSSL1llHI 投稿日:2006/04/08(土) 20:36:49 0
>世界史系の史料
漢籍ならまだ簡単ですけどね。専門の書店や古書店もありますし。
中華書局の高僧伝あたりは、句読点付きで読むのも簡単。


34 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/09(日) 02:09:54 0
中東史も忘れないで…。

・井筒俊彦『イスラーム文化』…お勧め。岩波文庫より
・『イスラーム研究ハンドブック』…きちんと研究したいひとには必携

・羽田正『イスラム世界の創造』…割と最近の本。
    「イスラム世界」という概念について従来の認識を批判的に論じる。
    現在、中東研究者の間で話題になっている本。


35 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/09(日) 02:51:42 0
>>30
>>1見る限り元々それを期待してたスレなんじゃないの
昔と違って板に史学科経験者少なくなったからほとんど需要なさそうだがw


36 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/12(水) 15:12:25 0
史学雑誌を1号から通読
これ最強。


37 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/17(月) 09:21:53 0
>>36
違う分野の論文だとチンプンカンプン…(゚д゚)マズー


38 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/17(月) 15:16:43 0
史学科経験者の大量死があったのか?


39 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/17(月) 17:19:01 0
あやめさんが引退したからだろ


40 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/17(月) 19:15:26 0
アンリ・ピレンヌ『ヨーロッパ世界の誕生』
マルク・ブロック『封建社会』
ヨハン・ホイジンガ『中世の秋』
阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』
ヤーコプ・ブルクハルト『イタリア・ルネサンスの文化』
大塚久雄『欧州経済史』
マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義』
ウォーラーステイン『近代世界システム』
ルフェーブル『1789年−フランス革命序論』


41 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/17(月) 23:26:41 0
大塚史学はいかがなものか。
史学史として批判的検討するためならいいと思うけど。

ゼロから始める人  → 新書を、興味あるものから適当に。著者の略歴はチェックしてから買うが吉
            世界史リブレット

世界全体を概観する → 岩波講座世界歴史(図書館とかで借りる)
            世界歴史選書

各エリアの通史   → 世界歴史大系


初学者がいきなり全体史にいくのはおすすめしない。量が膨大なので。
好きなところの新書なりリブレットなり、手軽なものから入ったほうが
いいと思う。
そのさい、著者略歴は目を通した方がいい。
在籍大学名でなく、過去どんな執筆をしたか。
訳書なら、訳者の執筆履歴も要チェック。専門外の訳者は、
用語を誤訳するおそれあり。
新説だからといって飛びつくのもどうかと思う。
従来の学説を踏まえないと、新説も意味があんまりないかと。


42 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/18(火) 19:38:41 0
ガリア戦記は既出?


43 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/19(水) 00:28:28 0
>>40
確かにこのメンツじゃ「欧州経済史」だけあんまし面白くないよな。


44 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/19(水) 04:22:25 O
八世紀のことなら続日本紀と言いたいところだけど世界史板じゃ需要ないか


45 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/19(水) 10:16:37 0
>>41>>43

そうか? 大塚久雄のモデルも面白いとは思うけどな

にしても『近代欧州経済史序説』の方をあげるべきだと思うけど


46 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/19(水) 16:00:43 0
完全な歴史素人はどこにいけばいいんでそ?


47 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/19(水) 17:43:06 0
>>46
その「素人」の定義による。
ROMってればそのうち知識がつくんじゃない?


48 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/04/19(水) 18:36:18 0
俺なりの勝手な定義
「初学者」→史学科1年生やそれに相当する人→センター世界史程度の知識があり、世界史をやる必要がある人
「素人」→必ずしも高校世界史の知識を前提としない/自分なりに学んでみたいという意欲はある→網羅的・体系的な知識は優先順位が低い

岩波新書とかでいいんでわ?

>>42
どうだろ。戦史は、よくも悪くも歴史学のなかでは異端視されてるからなあ。ローマ時代のガリアを知るための史料としてならアリと思うけど「初学者」にははたして…。


49 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/05/08(月) 11:28:45 0
毎月8日は保守の日です


50 名前:世界@名無史さん 投稿日:2006/05/08(月) 12:48:22 0
ガリア戦記はどちらかというとラテン語の教本ではないかと。
本格的に古代ローマ史をやるのであれば、ラテン語で史料を読む必要が
あるから、その前提として日本語版ガリア戦記を読む必要がある。
でも初学者むけではないな。

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一応100レス越えました。


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