2008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/092008/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312008/09
お知らせスペース
お知らせ
 ※このblogは、「愛・蔵太の少し調べて書く日記」の別館です。
 ※しばらく「世界史@2ch掲示板」の中から、コメント100越えてて面白いものを紹介する場所にします。(2007年1月30日)



今回は13冊でした。今週の1冊は、これ。
 


★『黎明に叛くもの』(宇月原 晴明 著/中央公論新社/1,000円)【→bk1】【→amazon
ペルシアの暗殺法を伝える山で刺客として育てられた美貌の稚児。志を胸に山を下りた少年は、長じて松永久秀と名乗り、京を手中に収める。織田信長より過激、斎藤道三よりしたたか―戦国一婆娑羅な悪党は、妖しの法を自在にあやつり、信玄、謙信、光秀はじめ群雄たちを翻弄する。虚と実の狭間に屹立する異形の戦国史。

 
伝奇っぽいの好きです。


★『妻の背中の男 幽剣抄』(菊地 秀行/角川書店/700円)【→bk1】【→amazon
九鬼原の美しき妻・知也の背に浮かび上がった三十半ばの脂肪ぎった男の顔。それはかつて、知也に求愛していた千田君平のものだった。千田は、何者かに襲われ命を落とし、その後、知也の背中にとりついたのである。なんとか千田を成仏させようとする九鬼原だったが―(「妻の背中の男」より)。藩のため、家のため、剣のためすべてを失った下級武士たちの姿を悲哀とユーモアで綴った時代小説怪異譚。◆妻の背中の男◆鯛の顔◆うるさ方◆覗く◆生ける死者◆夜の番所◆からくり進之丞◆蜃気楼◆僕の世界◆元服宣言◆戦さ人

★『最勝王』(服部真澄/著/中央公論新社/1,995円)【→bk1】【→amazon
空海とその時代。王とは、仏教とは、生きる意味とは何か。すべてを開く秘密の鍵。渾身の長篇小説。

★『闇の処刑人 刺客請負人』(森村 誠一 著/中央公論新社/620円)【→bk1】【→amazon
剣客漢那行雲直伝の剣の腕を買われ、助っ人稼業を始めた松葉刑部だが、ある日、「化け猫退治」を依頼された。引き受けた刑部が探りあてたのは激突する赤穂浪士の生き残りと吉良の残党、そして幕府新旧権力者の暗闘だった…!森村流時代小説「刺客請負人」シリーズ完結。

★『恋ほおずき』(諸田 玲子 著/中央公論新社/620円)【→bk1】【→amazon
江戸は浅草田原町。恋の痛みをいやしてくれる若き「女医者」がいた。自身も切ない過去を抱える女医は、叶わぬ恋に落ちてしまう。あろうことか、子堕ろしを取り締まる同心と…。連作時代長篇。

★『青き剣舞』(花家 圭太郎 著/中央公論新社/680円)【→bk1】【→amazon
秋田・佐竹藩で婿入りした男が、親友に義父を殺められた。仇となった友を追い求め江戸へ出立。一度は市井に生きようと決心するも、かつての友が現れる。義と情に揺れながら宿命の対決を迎えるが…。生類憐みの令や赤穂浪士討ち入りなど、激動する時代を背景に蠢く青春群像を描いた時代小説。

★『死化粧 介錯人・野晒唐十郎』(鳥羽 亮 著/祥伝社/600円)【→bk1】【→amazon
闇に浮かぶ白い貌に紅をさした口許。白皙異形の浪人が瞬く間に二人の侍を切り捨てた。無造作に剣を下げた秘剣下段霞は、太刀筋が読めない。小宮山流居合の達人狩谷唐十郎の前に立ちはだかる最強の刺客石神喬四郎だった。石神らが狙う奥州高桑藩の脱藩士を門弟の助造が助けたことで藩の内紛に巻き込まれたのだ。唐十郎、師範代弥次郎、助造の壮絶な闘いの行方は。

★『ラランデの星』(鳴海 風 著/新人物往来社/2,100円)【→bk1】【→amazon
江戸の天文学者・高橋至時とその嫡男作助、そして弟子の伊能忠敬―。宇宙の真理を求めて、星々の輝きに魅せられた男たちの不撓不屈の情熱と生きざまを描く渾身の長篇力作。

★『草原の覇王 チンギス・ハーン』(津本 陽 著/PHP研究所/1,890円)【→bk1】【→amazon
広大なモンゴル高原に群雄割拠する遊牧騎馬民族を統一し世界帝国を築くに至るまでの人間チンギスのドラマを描く。 モンゴル建国800年の節目に、歴史小説の第一人者が、英雄チンギス・ハーンの並外れた戦略眼や政治力を描いた渾身の一冊。 チンギス・ハーンは中世モンゴル社会の強力な族長の子として生まれたが、9歳のときに父が毒殺されてから運命が変わる。当時のモンゴルでは、隙のある部族、弱小の部族に対しては、殺戮のうえ財産すべてを奪い、女・子どもだけを奴隷にするという徹底した弱肉強食の掟があったからだ。 母と弟たちを守りつつ、迫りくる刺客から逃れて、奇蹟的に命を落とさなかったチンギス・ハーンは、やがてモンゴル高原に群雄割拠する何十万という遊牧騎馬民族を切り従え、ついにハーンの座を手に入れる。 その後も東は中国の金、西はウイグル、西遼、ホラズムといった大国を征服し、ついにユーラシアの覇者となったチンギス・ハーンは推定で72歳の生涯を終える。 文字を持たないモンゴル族がなぜ世界帝国を築くにいたったのか。モンゴル軍団の強さの秘密とは何か。そしてチンギス・ハーンが後世に残した最大の功績とは。モンゴル建国800周年に贈る会心の大河小説。

★『旗本花咲男 上』(宮本 昌孝/ベストセラーズ/670円)【→bk1】【→amazon
慶長二十年、大坂夏の陣において、真田幸村の猛撃に徳川旗本衆は総崩れとなり、家康の命もあわやという土壇場、ひとり踏みとどまり、御大将の窮地を救った初代から数えること、百三十年。時は八代将軍の御世が終わりを告げる頃。下膨れの童顔に大きな瞳。眉間には「桃割れきず」。八百八町、その名を知らぬ者なき茶乙女家七代目、留主水之介康景。「身の生業も旗本の、分を超えた人助け。只今参上仕る!」。

★『旗本花咲男 下』(宮本 昌孝/ベストセラーズ/670円)【→bk1】【→amazon
そちの嫁とりは、天下の一大事―朋友、田沼意次によれば、縁組は前将軍、吉宗のお声がかりらしい。窮した留主水之介はあの手この手を使うが…。九月末の深更、ついに婚礼の支度が相整う。花嫁は熊本藩主の妹君で、名は冴姫。その花嫁が遁走した。捨て台詞は「奪いに来るのを待つ。心して参れ」。じゃじゃ馬姫に一目ぼれした留主之介にふりかかる災難とは?時代小説界の気鋭が放つ幻の続編。

★『寒中の花 死斬人 鬼怒玄三郎』(本庄 慧一郎/ベストセラーズ/700円)【→bk1】【→amazon
紀伊国屋文左衛門の影の用心棒を務める浪人・鬼怒玄三郎。師と仰ぐ佐貫炎十郎とともに、裏稼業の元締め・明石の文蔵が持ち込む標的を闇の裡に仕置きし、修羅場を潜り抜けてきた。奸智と策謀で俄成金となった材木商の奈良屋茂左衛門は、文左衛門を目の仇と狙い、目障りな玄三郎に次々と刺客を放ってくる。この茂左衛門同様、幕府御用の利権に係わって、しこたま儲けた役人と似非医者たち。悪遊びにうつつを抜かし、江戸の庶民をいたぶる悪党どもを、玄三郎の怒りの剣が斬る。

★『剣豪の城 北畠具教』(深水 聡之 著/叢文社/1,890円)【→bk1】【→amazon
塚原卜伝・上泉信綱の高弟。将軍義輝と「竜虎」と呼ばれた具教(とものり)の守る南伊勢の大河内城に、天下布武を目ざす信長の七万の大軍が押し寄せる。攻防五ヶ月。信長は遂に糧道絶ちを仕掛けてくる。誇りに生きヨ、斬り死にこそ本望…と怒号する具教。「二十倍の大敵、勝算なし、降伏して部下の命を救え」と、父の怒りの木刀の前に立ちふさがる具房。無気味に迫る九鬼水軍。智略戦しかできない己を恥じて暴走する藤吉郎―。和睦の使者の訪れに開城を決断した剣豪具教は、その前日、数騎で城門を開き敵中に突入。修羅となって斬ってまわる―。




今回は6冊でした。今週の1冊は、これ。


 
★『一生に一度の月』(小松 左京 著/集英社/500円)【→bk1】【→amazon
全世界が注目するアポロ月面着陸のテレビ生中継を、一緒に見ようと早々に集まった作家仲間。人類のチャンピオンに敬意を払い、壮挙の歴史的瞬間を待った。だが、間をもてあました面々は、マージャンを始め…。“月"をにぎった男を描く表題作ほか、近未来をテーマにした作品など。著者の原点ともいえる自由奔放な発想の切れ味鋭いショート・ショート傑作集。(内容)第一部 向かい同士(向かい同士;新施設;正月料理;南の国;上る;顔;霧の向こうの団地;ゴールデンウィーク);第二部 歌う空間(下品な連中;歌う空間;ミリノ;雪どけ);第三部 一生に一度の月;第四部 廃墟の星にて(いたずら;幽霊;乗取り;イナバのシロウサギ10;秋の味覚;早すぎる賀状;足音;迷路;廃墟の星にて;手相;休養;海よさらば;やせたい王様);第五部 人生旅行エージェント(「ばあや」を探せ;人生旅行エージェント;昔の火;プレイ・バック;黄金色のスポーツカー;眠りたい!;創造の喜び;むすんでひらいて;仕事預けます;養老年金;再建)

 
何かなつかしいものが復刊されてました。


★『こどもの一生』(中島 らも 著/集英社/680円)【→bk1】【→amazon
瀬戸内海の小島をレジャーランドにするためにヘリを飛ばし下見に来た男二人は、セラピー施設に治療のためと称して入院し一週間を過ごすことになった。しかしすでにそこには女二人、男一人の患者―クライアントがいた。五人は投薬と催眠術を使った治療で、こども時代へと意識は遡る。三分の二は笑いに溢れ、最後の三分の一は恐怖に引きつる。鬼才・中島らもが遺した超B級ホラー小説。(内容)こどもの一生;MAKING of「こどもの一生」

★『カズムシティ』(A.レナルズ 著 中原 尚哉 訳/早川書房/1,512円)【→bk1】【→amazon
身近警護の専門家タナー・ミラベルは、雇い主一家を惨殺した黒幕レイビッチを追って、故郷から遠く離れたイエローストーン星に到達した。だがそこで目にしたのは異形の都市カズムシティだった。謎のウイルスによる“融合疫”の発生により、建築物はあたかも新種の植物のように成長し、複雑に融合しあって奇怪なジャングルと化していたのだ…異形の街を舞台に展開するノンストップ・ハードボイルド・アクション超大作!英国SF協会賞受賞作。

★『ティンカー』(W.スペンサー 著 赤尾 秀子 訳/早川書房/987円)【→bk1】【→amazon
21世紀末、中国が開発した異次元間転移装置ハイパーフェーズにより、異世界への道が開かれた。だがその装置は未完成で、なぜかピッツバーグだけが魔法が支配するエルフホームに転移してしまった。ティンカーは、そのピッツバーグでスクラップ業を営む、18歳の天才少女。ある日、魔法の狛犬に襲われた一人のエルフを助けたことから、地球・エルフホーム・オニヒダの三世界にまたがる奇想天外な大事件に巻きこまれることに。サファイア賞受賞作。

★『七王国の玉座 3 氷と炎の歌 1』(G.R.R.マーティ 岡部 宏之 訳/早川書房/735円)【→bk1】【→amazon
スターク家の当主の妻ケイトリンは、昏睡状態の息子が襲われた事件を調べるため都を訪ね、刺客が使った短剣はラニスター家の“小鬼”ことティリオンのものと知った。そして北の領地への帰途、運命のいたずらで彼女は意外な人物と邂逅を果たす。一方、錯綜する人々の思惑と戦乱の影をよそに、享楽的な王は武芸競技大会の開催を命じた。七王国全土から貴族たちが集まる華やかなその場所で、今、玉座をめぐる争いが加速する。

★『イリアム』(ダン・シモンズ/著 酒井昭伸/訳/早川書房/3,150円)【→bk1】【→amazon
はるか数千年もの未来、地球化された火星のオリュンポス山のふもとに住む学者ホッケンベリーは、イリアムの平原でギリシア神話の神々や英雄たちがホメーロスの『イーリアス』さながらに戦うトロイア戦争を観察していた。神々にナノテクで復活させられたホッケンベリーは、この戦争の記録をとらされていたのだ。だが、彼は思いもよらぬ使命をある女神からさずかる。地球でわずかに生き残っている人類は、仕事も学問もせず、衣食住のあらゆることを自動機械の下僕たちに任せ、享楽的な生活を送っている。この世界の仕組みに疑問をもった男ハーマンやその友人アーダとディーマンは、世界の謎をつきとめるべく旅に出た。木星の衛星エウロパに住む半生物機械モラヴェックのマーンムートは、イオのオルフらとともに、火星探検隊の一員として、火星へと向かった。地球化された火星で起こっている異常な量子擾乱の原因を調査しようというのだが…。「ハイペリオン」四部作で人気のシモンズが、ギリシア神話とSFをみごとに融合させた二部作の第一弾。ローカス賞受賞作。



今回は18冊でした。今週の1冊は、これ。
 


★『見えない貌』(夏樹 静子 著/光文社/1,890円)【→bk1】【→amazon
行方不明になった娘は、無惨に殺されていた!事件を追う母親・日野朔子は、「メル友に会いに行く」という言葉と残された携帯電話からある男にたどりついたが…。思いもかけぬ、第二の事件が発生する!現代の歪んだ“道具”と人間関係の中に描き出された親子の絆とは?著者、五年ぶりの最新長編推理、堂々の刊行。
 
新しい小道具も入れているみたいです。


★『伊勢志摩殺意の旅』(西村 京太郎/角川書店/540円)【→bk1】【→amazon
東京の地下鉄で男が刺殺された。男の身元は不明だが、死ぬ直前に「セコ」という謎の言葉を残し、伊勢で購入した赤福餅を持っていたことが判明する。伊勢市へ向かう十津川警部と亀井刑事。そこではカルト宗教団体の不可解な土地買い占め騒動が起こっていた。捜査が進むうちに、十津川は恐るべき陰謀が進行していることに気づき…。捜査一課史上最大の作戦が幕を開ける!超弩級サスペンス。

★『風の影 上』(C.R.サフォン 著 木村 裕美 訳/集英社/780円)【→bk1】【→amazon
1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。謎の作家フリアン・カラックスの隠された過去の探求は、内戦に傷ついた都市の記憶を甦らせるとともに、愛と憎悪に満ちた物語の中で少年の精神を成長させる…。17言語、37カ国で翻訳出版され、世界中の読者から熱い支持を得ている本格的歴史、恋愛、冒険ミステリー。

★『風の影 下』(C.R.サフォン 著 木村 裕美 訳/集英社/780円)【→bk1】【→amazon
謎の作家フリアン・カラックスの過去が明らかになるにつれて、ダニエルの身に危険が迫る。一方、彼は作家の生涯と自分の現在との不思議な照応に気づいていくのだが…。ガウディ、ミロ、ダリなど幾多の天才児たちを産んだカタルーニャの首都バルセロナの魂の奥深くを巡る冒険の行方には、思いがけない結末が待っている。文学と読書愛好家への熱いオマージュを捧げる本格ミステリーロマン。

★『志摩半島殺人事件』(内田 康夫 著/中央公論新社/580円)【→bk1】【→amazon
真珠の養殖で有名な志摩半島の英虞湾に、己の刑務所体験を書く人気作家、袴田啓二郎の他殺死体が浮かんだ。所轄の鳥羽署はかつての裏の交流に着目し、捜査を開始。そんな折、美少女海女の取材で当地を訪れていた浅見光彦は事件を知り、興味を持つ。そして起こる第二の殺人。はたして光彦は真相に行き当たることができるのか。

★『抹殺部隊インクレメント』(C.ライアン 著 伏見 威蕃 訳/早川書房/945円)【→bk1】【→amazon
元SAS隊員マット・ブラウニングは、英国情報部SISから極秘任務を受けた。英国の製薬会社の薬品を密造している工場を破壊せよというのだ。マットは製薬会社の女性、爆発物の専門家とともに工場のあるベラルーシに赴く。その頃、英国では狂暴化した元兵士が起こす悲惨な事件が続発していた。やがてマットはこの事件と工場襲撃に関係があることを知るが、SAS最強の暗殺部隊が迫ってきた!凄絶な対決を描く冒険アクション。

★『クロイドン発12時30分』(F.W.クロフツ 著 加賀山 卓朗 訳/早川書房/840円)【→bk1】【→amazon
完全犯罪を成功させろ!工場を経営するチャールズは窮地に陥っていた。資金繰りが苦しくなり、従業員たちの給料さえ払えなくなる日も近い。頼りだったおじのアンドルーにも借金をきっぱりと断わられてしまった。だが、絶体絶命のチャールズの脳裏にある危険な計画が閃いた。莫大な遺産を残してくれるはずのおじを完璧なアリバイとともに毒殺することができないだろうか?倒叙ミステリの礎を築いた名作が新訳版で登場。

★『お楽しみはこれからだ! JazzyMur』(真瀬 もと 著/早川書房/1,995円)【→bk1】【→amazon
その部屋はおおむね密室だった―ハリウッドのスター女優に届ける犬のお供で英国から渡米したメイドのケイトは、変死体で発見された当の女優の隣室に泊まったせいで殺人の容疑者に。ケイトさえいなければ完璧な密室状況だった。女優は生前、映画会社との確執や、事故死した別の人気女優との怪しい関係が噂されていたが…禁酒法時代の華やかなりしハリウッドを舞台に展開する、犬とメイドの本格推理。

★『白夜街道』(今野 敏 著/文藝春秋/1,680円)【→bk1】【→amazon
外務省職員がロシア貿易商と密談した後、怪死した!その貿易商と一緒に来日していたのは、元KGBの殺し屋・ヴィクトルだった!警視庁公安部・倉島警部補は二人を追ってロシアへ飛ぶが…。マフィアとテロリストたちをも巻き込んだ緊迫の追跡捜査を描く、超硬質アクションノヴェル。

★『猫島ハウスの騒動』(若竹 七海 著/光文社/900円)【→bk1】【→amazon
葉崎半島の先、三十人ほどの人間と百匹を超える猫が暮らす通称・猫島。民宿・猫島ハウスの娘・杉浦響子は夏休みを迎え、家業の手伝いに精を出す日々を送っている。そんなある日、ナンパに勤しむ響子の同級生・菅野虎鉄が見つけてしまったのはナイフの突き立った猫の死体、いや、はく製だった!?奇妙な「猫とナイフ」事件の三日後、マリンバイクで海の上を暴走中の男に人間が降ってきて衝突した、という不可解な通報が!降ったきた男は「猫とナイフ」事件にかかわりがあるようだが…。のどかな「猫の楽園」でいったい何が!?真夏の猫島を暴風雨と大騒動が直撃する!奇妙な事件に奇矯な人々、そして猫・猫・猫…ユーモアとシニカルを絶妙にブレンド。コージー・ミステリの名手、若竹七海の真骨頂。

★『千一夜の館の殺人』(芦辺 拓 著/光文社/940円)【→bk1】【→amazon
数理情報工学の権威・久珠場俊隆博士が、莫大な遺産をのこして客死した。遺言状開示から日をおかず、久珠場家を次々と惨劇が襲う!遺産目当ての犯罪なのか?相続の立会弁護士・森江春策のもとを離れ、奇縁により、久珠場家に「潜入捜査」することになった森江の助手・新島ともかにも危機が迫る!森江の鮮やかな推理と、壮大な物語集『アラビアン・ナイト』に秘められた謎が感動と驚愕を呼ぶ。待望の書下ろし本格推理長編。

★『褐色の街角』(M.M.ビジャトーロ 宮崎 真紀 訳/東京創元社/1,092円)【→bk1】【→amazon
ロミリア・チャコン。28歳、ラテン系。ナッシュヴィル署殺人課の刑事。6年前に姉を殺されて以来、胸に燃える復讐の火を任務に注ぎこむ。新聞記者変死事件の現場に残された翡翠のピラミッド…解決済みの連続殺人事件に新たな被害者?捜査中に出会った洒脱な紳士ムリージョ…麻薬王と噂される彼が、彼女に恋を?シングルマザー刑事の胸のすく活躍を描く新シリーズ開幕篇。

★『彼女はたぶん魔法を使う』(樋口 有介 著/東京創元社/820円)【→bk1】【→amazon
元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行なう私立探偵。今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。私生活でも調査でも、出会う女性は美女ばかりで、事件とともに柚木を悩ませる。人気シリーズ第一弾。

★『二島縁起』(多島 斗志之 著/東京創元社/700円)【→bk1】【→amazon
五つの島々をまわって数人ずつ客を拾い、合計二十五人を輸送してほしい、但し目的地は全員が乗船するまで秘密―奇妙な依頼の目的は?潮見島と風見島、瀬戸内海に浮かぶ二つの島の対立に心ならずも巻き込まれた海上タクシー船長・寺田の前に、さらに不審死の謎が立ち塞がる。冒険小説趣向や歴史の謎を取り入れた傑作ミステリ、初文庫化。『多島斗志之コレクション』第二弾。

★『善意の殺人』(リチャード・ハル/著 森英俊/訳・解説/原書房/2,310円)【→bk1】【→amazon
いやみな嫌われ者の富豪が列車の中で、かぎ煙草に仕込まれていた毒で殺された。誰がどのタイミングで疑われずに毒を仕込めたのか、数々の証言によって「被告」の前で明らかにされてゆく。はたして「被告」は真犯人なのか。ところが「被告」の名前は最後まで明かされない。関係者の中のひとりであるには違いないのだが…。『伯母殺人事件』をもしのぐ、奇才ならではの技巧に満ちた傑作登場。

★『九州平戸殺人事件 長篇旅情ミステリー』(木谷恭介/著/桃園書房/630円)【→bk1】【→amazon
熱海の錦ヶ浦で少女の絞殺死体が発見された。公開捜査に踏み切った警察に次々と情報が寄せられ東京・新宿に住む村瀬美奈であることが判明する。一方、成城学園に住む服飾デザイナー・鳥飼多佳子の邸宅で、捨てられた赤子が見つかり警察が保護した。二人の接点を探る宮之原昌幸警部は、美奈の出生に多佳子が関係していると気付き…。長篇旅情ミステリー。

★『停まった足音』(A.フィールディング 岩佐 薫子 訳/論創社/2,625円)【→bk1】【→amazon
屋敷の一室で女主人の遺体が発見された。心臓を貫いた弾丸、傍らには被害者の指紋がついたリボルバー。争った形跡はなし。事故か自殺か、あるいは殺人か。死亡直前に被害者の背後で足を止めたのは誰なのか。ロンドン警視庁のポインターが地道で緻密な捜査を続けた結果、浮かび上がる意外な真相…。ヴァン・ダインが称賛したことで知られ、戦前より幾度となく邦訳刊行が予告されてきた『停まった足音』が、ついに日の目をみる。

★『自分を殺した男』(J.シモンズ 著 伊藤 星江 訳/論創社/2,100円)【→bk1】【→amazon
女房の尻に敷かれつつ額の後退に悩む、零細企業の経営者アーサー。妻から愛されつつも美しい女性との情事に耽る、結婚相談所のイースンビー。何から何まで違う二人…。ある日、アーサーは妻殺しを決心し、イースンビーに手を下させることにした。ミステリ界の巨匠シモンズによる、ユーモアと皮肉たっぷりの犯罪小説。評論家キーティングがミステリ・ベスト100に選び、称賛してやまなかった名品をお届けする。



今回は7冊でした。今週の1冊は、これ。
 


★『佐渡漁り火哀歌 御庭番平九郎』(北川 哲史 著/廣済堂出版/630円円)【→bk1】【→amazon
佐渡で起きた一揆の首謀者として遍照坊という僧侶が捕らえられた。幕府には一揆の首謀者は遍照坊一人と報告されたが、十代将軍・家治は事件に不審を抱き、御庭番の梶野平九郎に真相をつかめと命じた。そして、平九郎が探索をはじめた矢先、佐渡から江戸に来た男が殺されて、勘定奉行の屋敷の前の日本橋川に浮いた…。密命を受け、佐渡へ向かった平九郎の前に立ちはだかる黒い影の正体は!?好評書下ろしシリーズ第四弾。
 
少し珍しい時代と場所かな、という感じです。


★『孤高の剣風 神保鏡四郎事件控』(城 駿一郎 著/廣済堂出版/630円円)【→bk1】【→amazon
江戸市中を騒がす盗賊の“不知火”一味を追っていた、岡っ引の清次が殺された。小野派一刀流の遣い手で、大身旗本の部屋住みの神保鏡四郎と辰巳芸者の京香は、昼行灯と渾名される南町奉行所同士の磯貝新十郎とともに、清次が残した手掛かりを辿って一味を追い詰めるが、その裏にはさらなる黒幕の影が…。己の私利私欲のために極悪非道の限りを尽くす悪を、天衣無縫の活殺剣が、一刀のもとに切り捨てる!書下ろし好評シリーズ第六弾。
 
★『雁渡り 照降町自身番書役日誌』(今井 絵美子 著/廣済堂出版/630円円)【→bk1】【→amazon
日本橋北内神田堀江町、小舟町、小網町の三町は、雪駄屋、下駄屋、傘屋の問屋が軒を連ね、一方は晴天を、一方は雨天を望むので、通称照降町と呼ばれている。理由あって武家を捨て町人として小舟町の自身番書役を務める喜三次。自身番に持ち込まれる事件に怒り、悲しみ、涙し、癒され、町の人に助けられ三年が過ぎた。仕舞た屋の住人、裏店に住む町人たちの人間模様をほのぼのと描く書下ろし時代小説シリーズ第一弾。
 
★『身代わり同心 隠密廻り無明情話』(稲葉 稔 著/廣済堂出版/630円円)【→bk1】【→amazon
石川島の人足寄場近くの海辺に、死体を乗せた小舟が打ち上げられた。小舟は盗まれたもので、南町奉行所隠密廻り同心・神谷善之助の手下・銀次の仲間の物だった。殺されていたのは、千住にある大店の番頭だった富蔵で、一年前に不祥事を起こして店を叩き出されていた。富蔵は博打で身を持ち崩し、博徒から十八両の借金があった。返済金絡みの出来事とみて、下手人捕縛に動き出した途端、富蔵と同じ手口で若い男が殺された。探索を撹乱させるのが目的か?それとも、続けて起きた殺しには繋がりがあるのか―。銀次を奔らせ、事件を追う善之助の周りで、ある男の輪郭が見えてくるが…。
 
★『我餓狼と化す』(東郷 隆 著/実業之日本社/1,785円円)【→bk1】【→amazon
幕末、男の死に様。天狗党から戊辰戦役まで。我に利あらずと知りつつも、最後まで屈服しなかった侍たちの物語。 ◆雪中の死◆勇の首◆屏風の陰◆血痕◆百戦に弛まず◆我餓狼と化す◆下総市川宿の戦い◆坐視に堪えず
 
★『天保妖盗伝 怪談岩淵屋敷』(鳥羽 亮 著/双葉社/1,680円円)【→bk1】【→amazon
天保2年、両国橋袂。大小の見せ物小屋が櫛比する中、「お岩屋敷」と演し物名を幟に染め上げた「百鬼座」の姿があった。呼び込みの声は恐ろしげだが、なに、それほどのものではない。実はこの一座、盗人集団の世を忍ぶ仮の姿なのだ…。書き下ろし長編時代小説。
 
★『燃えよ駿府城 書下ろし長篇時代小説』(喜安幸夫/著/ミリオン出版/720円円)【→bk1】【→amazon
東三河・作手の猟師の息子・吾兵衛は徳川の兵に両親を殺され、逃げ出した山中で武田方の若い侍大将・横田尹松と出会い、仕えることとなる。尹松とともに高天神城に篭城した吾兵衛は城方が悉く討ち死にするなか、奇跡的に逃げ落ちた。時は移り、駿府城下で伝馬屋として成功した吾兵衛は、家康に復讐することで自らの生き方にけじめをつけようと策を練った…。戦国の世に翻弄される男の生涯を描いた書下ろし長編時代小説。




今回は14冊でした。今週の1冊は、これ。

★『極道戦艦ベニバナ』(文屋 一彦 著 池本 優龍/徳間書店/860円)【→bk1】【→amazon
西暦二〇二二年、北朝人民統治国が撃ち込んだ謎の弾道ミサイルによって、催淫作用のある毒性物質を含むニセベゴニアが、ODAIBAに咲き乱れていた。いまや麻薬組織の草刈り場と化したODAIBAでは、極左革命集団“国民解放軍”、中華系犯罪結社“幇舵”、関西系広域指定暴力団“鷲巣連合”の三つの勢力が利権を獲得すべく鎬を削っていた。その最中、小粒な侠客組織である湾岸牛神一家の若き組長・草太郎は、古くから守ってきた縄張を鷲巣連合に奪われ、瀕死の重傷を負う。主治医・白竜によって蘇生、再びODAIBAに乗り込むことになった草太郎は、鷲巣連合の恐るべき計画を知り…。

アクションミステリーのようです。


★『無言歌』(赤川 次郎 著/新潮社/1,365円)【→bk1】【→amazon
お父さんの恋は終わったはずじゃなかったの? 家族だから言えないこと、家族だから知りたいの。静かな家族の不協和音を奏でる、切ないミステリー小説。

★『十津川警部 湯けむりの殺意』(西村 京太郎 著/徳間書店/860円)【→bk1】【→amazon
警視庁捜査一課の本多課長宛に“四国の道後温泉を愛する者”という差出人からの手紙が届いた。三田村刑事が、道後温泉の老舗ホテルの娘・木下めぐみを殺したというのだ。手紙によれば、めぐみは三田村に金をせびられたり、暴力をふるわれ、実家に帰ってきた直後に殺されたという。愛媛県警に確認すると、確かにめぐみは殺されており、折悪しく三田村も、叔父の葬儀で道後に行っていた。心当たりはないという三田村だが、彼に不利な証拠が次々と発見され…。「道後温泉で死んだ女」他、温泉地を舞台にした四篇を収録。 ◆道後温泉で死んだ女◆黒部トロッコ列車の死◆城崎にて、死◆恐怖の清流 昇仙峡◆下呂温泉で死んだ女

★『ラストヘブン 生きて地獄を見た少年』(佐々木 禎子 著 茶屋町 勝呂/徳間書店/860円)【→bk1】【→amazon
ドライブイン『喜楽』の美人の女主人恭子が失踪。そして圭哉の父親が消える。大地のお祖母ちゃんも徘徊してどこかへと導かれていく。少年たちと少女の探査行はいつしか郷土史研究会のテーマ、キラクへとつながってくるのだ。日本全国に伝承される彷徨える幻の都市キラク…。そして少年たちに届いた祭りの前の限定招待状。

★『下町の迷宮、昭和の幻』(倉阪 鬼一郎 著/実業之日本社/1,680円)【→bk1】【→amazon
遠いあの頃が呼ぶ、そこにはほら…。田端の銭湯、神田の棋士、浅草の漫談師、谷中の紙芝居、錦糸町のチンドン屋など、東京・下町を舞台に郷愁と恐怖が横溢する昭和レトロホラー。 ◆昭和湯の幻◆飛鳥山心中◆無窮の花◆絵蝋燭◆廃屋◆奥座敷◆まどおり◆紙人形の春◆クラリネット遁走曲◆跨線橋から

★『去りゆく者への祈り』(永瀬 隼介 著/実業之日本社/1,785円)【→bk1】【→amazon
中国マフィア組織の裏社会へ転落しかけた少年を救い出せ。探偵の命懸けの捜索行が、組織の裏切り者を炙り出す。

★『十津川警部捜査行-神話と殺意の中国路』(西村 京太郎 著/有楽出版社/860円)【→bk1】【→amazon
離婚した男女の再婚旅行に仕掛けられた鉄壁のアリバイトリック!出雲から博多に向かう急行列車の中で、毒物による殺人事件が発生した。しかし、犯人の目ぼしがつかないまま、事件は迷宮入りになってしまった。ところが、スポーツ紙に載っていたアニメ・プロデューサーの結婚の記事を目にした十津川班の西本刑事が、奇妙な符合に気づいた。迷宮入りをした事件の被害者と、新聞記事の人物との接点を発見したのだ。事件は新たな進展を見せることになる。さっそく十津川班の刑事が、事件現場に飛んだ。

★『牛尾刑事◆事件簿 悪の条件』(森村 誠一 著/双葉社/860円)【→bk1】【→amazon
刑事という軛を脱したとき、男は殺人者になった。悪を追うか、悪に染まるか。牛尾刑事シリーズ最新刊。

★『月族 月光の導き ルーンの物語』(今村 恭子 著/海竜社/1,323円)【→bk1】【→amazon
月が優しく寄り添ってくれていると感じたことはありませんか?「月族」のあなたに、時空を超えた愛の物語を。

★『繊月城殺人事件』(北村 英明 著/ティーケイシー/1,500円)【→bk1】【→amazon
多摩川河川敷で発見された身元不明の若い男性死体。犯人の顔が見えないまま捜査は行き詰まる。一方、博多、湯布院、清和、熊本、天草と、見えない影に怯えながら旅を続けるひとりの青年。そして起こる熊本県人吉、繊月城跡での第二の殺人。はたして犯人は?その目的とは…。ルポライター・阿久津隼人と一条彩子のコンビが絶妙のチームワークで事件に挑むシリーズ第二弾。

★『いいかげんワールド』(眉村 卓 著/出版芸術社/1,995円)【→bk1】【→amazon
老教授がとばっちりでまぎれこんだのは、教え子の空想が生み出した奇妙な異世界。魔法の力は身につけたものの、使い方は当の本人にすらわからない。右も左もわからぬままに、奇想天外な日常に流される暮らしだが…、ま、これも、いいではないか。相棒は猫、参謀はロボット、主人公は…老人。書き下ろしふしぎ小説。

★『京都葵祭殺人事件』(山村 美紗 著/ワンツーマガジ/860円)【→bk1】【→amazon
京都の葵まつりは、いにしえより続いてきた初夏をいろどる優雅な風物詩である。市内をねり歩く三百五十人の行列は王朝絵巻にたとえられる。そのまつりの女王ともいうべき斎王代に西陣の繊維問屋の長女・朝子が選ばれた。だが、まつりの当日、行列の休憩所だった下鴨神社で、朝子が十二単衣姿のまま服毒死しているのが発見された。しかも彼女は妊娠四カ月だった。まつりには東京から朝子の大学時代のゼミ仲間が見物に来ていたが、そのうちの女性が次々と殺されていった…。古都の惨劇に隠された驚愕の真実とは!?長編本格ミステリー。

★『京都貴船殺人物語』(秋月 達郎 著/ワンツーマガジ/860円)【→bk1】【→amazon
京都じゅうが濃い霧におおわれた夏の早朝、紫式部像の建つ宇治の川岸で美しい女性の他殺死体が発見された。被害者は山科で不動産会社を営んでいたが、一週間ほど前に失踪し、家族が消息を追っていた。被害者の車からは着替えなどのほかに書道用具一式が見つかり、書き損じと思われる習字紙には意味不明の言葉が綴られていた。また失踪直後、鞍馬の貴船神社で目撃されていた。会議で京都を訪れていた民俗学者の竹之内春彦は、貴船神社で被害者の妹と知り合ったことから、この謎多き殺人事件に関わっていったが…。書下ろし長編旅情ミステリー。

★『シャルビューク夫人の肖像』(J.フォード 著 田中 一江 訳/ランダムハウス/1,995円)【→bk1】【→amazon
好況に沸く19世紀末のニューヨーク。肖像画家のピアンボに突然声をかけてきたのは、両目が白濁した盲目の男。シャルビューク夫人の使いと称し、法外な報酬を口にして、肖像画の制作を依頼してきた。ただし、屏風の向こうで夫人が語る過去の話とその声だけで、姿かたちを推測しなければならない、という奇妙な条件付きで。謎の霊薬、人糞占い師、血の涙を流しては死に至る奇病の流行―夫人の荒唐無稽な語りを聞くようになってからというもの、ピアンボの周辺でも不可思議な事が次々と起こるようになり…。世界幻想文学大賞受賞作家による最高傑作。